本日は協会会員の上川さんより、アイスランドでのイングリッシュスクール姉妹校盟約締結をされましたご報告をいただきましたので、下記にご案内致します。

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　4月23日、東京ドームでの日本アイスランド協会創立33周年会員総会に初めて参加した時、脇田名誉会長より「鹿児島から来たのだから自己紹介をしなさい」と急に言われ、何も準備をしておりませんでしたので頭が真っ白になりました。

　来年スクール創立50周年記念として日本から最も遠いアイスランドに姉妹校を設けたいと言う思いを持っていましたので、そのことについてお話しました。これまでの21校の姉妹校締結の場合、知り合いの紹介などがありましたが、アイスランドは未知の国で雲をつかむような思いでした。

　事前に脇田氏から在日アイスランド大使を紹介していただいた他、アイスランドに先乗りしていちご栽培している飯野さんや在アイスランド日本国大使の鈴木特命全権大使を紹介していただき、色々アドバイスもいただき大変助かりました。また、フィンランドの姉妹校アスコ校長先生からご紹介いただいた現地の学校関係者と綿密に連絡を取ったおかげで、２つの学校と姉妹校盟約締結ができ安堵しています。

　アイスランドは16年連続平和な国世界一、男女平等世界一、インターネット普及率世界一、化学エネルギーゼロのエコ大国、平均年収世界第2位、オーロラが良く見える、世界一大きな温泉など今まで知らなかった素晴らしい国です。


　1つ目の学校は首都レイキャヴィークにあり、生徒数900名、校長先生、副校長先生、スタッフ、生徒の皆さんに熱烈な歓迎を受け、感激しました。

　授業ではソファーで勉強するクラスがあり、生徒は自分の好きなスタイル、好きなソファーで好きな物を飲みながら非常にリラックスしつつも真剣に先生の話を聞いているのに驚きました。

　学校はハンディキャップの生徒40名の為にドアが全部自動ドアになっており、またプールも完備され大切にされていることが良く分かり生徒の伸び伸びとした授業風景に感銘を受けました。

　生徒数200名の学校で、昼食時間は自宅に帰ってよいとのことでした。図書館ではタブレットや携帯などの端末で読むようになり、本の数が年々少なくなっているそうです。

　人々の生活は税金40％と高率ですが、福祉関係が充実しており学校や病院も無料、失業しても保険の保障がされるから非常に穏やかで幸せそうに暮らしている様子に気付きました。地熱の有効利用で電気代及びセントラルヒーティングなどはほぼ無料とのことで、野菜の栽培も24時間地熱を利用し栽培されており、非常に美味しかったです。

　約6か月で２つの姉妹校盟約締結が実現出来ましたのは、駐日アイスランド大使のステファン・ホイクル・ヨハネソン大使及び日本アイスランド協会、関係者バックアップがあってのことで、心より感謝いたしております。

　また在アイスランド日本国大使館鈴木亮太郎特命全権大使ともお会いでき、今後の交流についての話ができましたことは非常に光栄でした。協会会員のアイファーム株式会社、アイスランドいちご植物工場の飯野恵多様にも大変お世話になり感謝しております。

近い将来アイスランドの子供たちと日本の子供たちが交流できることを願っています！！

上川イングリッシュスクールHP：https://www.kamikawajapan.com/

上川イングリッシュスクール

学院長　上川咲男