Japan Iceland Society -日本アイスランド協会-

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2022/01/11

世界が注目、アイスランドの男女平等世界一「日本のメディアも連続報道」

明けましておめでとうございます。

新年から朗報です。
私達の友好国アイスランドが、新年から、テレビ、新聞で取り上げられました。
テレビはNHKのクローズアップ現代で、「世界一ジェンダー平等な国」アイスランドで二人目の首相、カトリン・ヤコブスドッティルさんが、リモート出演して、アイスランドがいかにして男女平等の社会になったかを説明、首相自信、男女同一賃金社会を実現したかを説明。最終的には、多様性がありながら、平等である社会を構築したいと述べていました。
カトリン首相はアイスランド大学文学部を出て、アイスランド放送や新聞記者を体験のジャーナリストで、議員になってから、教育、文化科学大臣を務めて首相に。三人の子持ちで、ガードマンなしの普通のマンションから歩いて首相官邸に通っているカトリンさんは、「だって我が国はそれだけ平和で身辺警護等必要ないもの、他国の首相や大統領がガチガチ警護されている姿を見て大変なんだなぁといつも思っています。」と、アイスランドが安全な国でも世界一であることを証明していました。
日本にはまだ行ったことがないそうで、是非来日を期待したいですね。

新聞は、日本経済新聞の一面の「成長の未来図」で、アイスランドがいかにして世界で初めて男女の同一労働同一賃金を法制化して、男女平等が生む活力の要因を証明。女性を積極的に登用する社会を実現したかを分析しています。
アイスランドは男女平等12年連続世界一、日本はなんと120位の後進国。このままでは近い将来、日本は世界の文化後進国にランクされることは間違いないでしょう。

このことを知り合いの女性国会議員にだしたら、日本はあらゆる社会で男性上位社会、我々がいかに頑張っても厚い壁は突き破れないと半ば諦め顔です。こんな意識では女性議員は増えないし、男女平等社会等夢の又夢です。一度アイスランドに研修視察を勧めたら、そうしたいとのことでした。

今や世界の大国はアイスランドのような小国に学ぶべきと切に思う今日この頃です。

名誉会長 脇田 巧彦

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